あきひろ佐藤のチャンネル

　　

新しいいシェフのお披露目の案内を頂戴したので行ってみました。
シャンパンは、パトルスマルク、ウォルトマフォルサン、
赤ワイン、
シャトーピション、ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド、
1990年（ロバートパーカー酷評）、
どちらも我がままを言って、持ち込ませてもらうことに、。

パトリス、
もの凄い香り、乳酸系、果実（リンゴ？）、アロマ？ブーケ？分かんないけどプンプン。
どうやら昨年12月に試したのより濃いかも。
樽の香りがあまりしないのに重く、かつまったりした手ごたえは二年前に頂いた
印象に通じるか？。凝縮感も十分でアフターも長い。前回のＦＥＵがボランジェＲＤ９０
だったので、少し不安もあったけれど、全く負けていません。
恐ろしいシャンパンです。
（昨年１２月の印象では、軽めに仕上げてあったけれど、一昨年の雰囲気に
　似ているかな？Ｎ.V.でも葡萄の出来で微妙に風合いがかわるかも？と勝手に妄想）

アミューズのあと、
フレッシュフォアグラと若鶏胸肉のプレッセ　アルビュフラソース、秋トリュフ添え

鳥をフォアグラで巻き固めにくるんで、トリュフ、柘榴などのをあしらった一品。
触感の違った素材、繊維が際立つ鳥、しっかりしたペースト状のフォアグラ、
そこに濃厚なシャンパンであるから何も言う事はありません。
ソースが赤く散りばめられ、秋の紅葉を皿の中に見ました。
（先代のシェフと、路線が違うかな？）

北海道産天然帆立貝とセップ茸、スカモルツァチーズのフォンダン
セップとホタテ、チーズの燻製、、、
それぞれは上等のお味なのだけれど、あわせて頂く必要があるのか？
チーズの燻製の意味が、よくわかりません。

このあたりで、ボルドーを抜栓、

コルクの状態は非常に良い。かなり良い環境にあったと思います。
色、枯れたとは言えない明るい紫からルビー、ディスクがほんの少し煉瓦色。
飲んで早い事はなさそうですが、これからか？。

ブルターニュ産オマール海老のココナッツカレー風味
カレー風味と言っても、ほんのり微かに香る程度。
海老のプリプリした触感、濃厚なソース、シャンパンにぴったりです。

メイン、オリジナルのコースでは、ラカン産仔鳩のコンソメポシェだったのですが、
ソムリエさんに、ピションであれば、ひどり鴨の方が合う（あれ？）との事で変更してもらう。

ピション、比較的早飲みにも耐えうるとか聞きますが、以前試した
７５年には、かなわないだろうと思いつつ進めます。
少しスパイシー？。
腐葉土、落ち葉？柔らかな縦の酸味、渋みもほどほど、
果実味はしっかりしているけれどバランスは良い。
メルローの比率が多いかな？
グリセリンものっておりこれは上出来でしたあ。（まだこれから？）

そこへ、ひどり鴨の登場。
足、身、（ほとんどレアー）、なんとっ！！肝、レバーなどをローズマリーに刺してあります。
憎い仕事ですね。
芸術的作品。只うまい！！！！
もちろん、ワインとの相性も抜群、ソムリエさんに感謝です。

デザートの場所をバーへ移動したら、大常連のＭさんに出会い、
ロイヤルハウスホールドをロックで頂き、話にもりあがりました。


フランス料理は、シェフの数だけフレンチがあると言います。
大胆かつ緻密な松本シェフ、これから大変楽しみです。
ご馳走様でした。

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