帰省のたび
良さん、父の死から一年半、
老人ホームで暮らす、おと呆けな母を、
見舞いに、月一のペースで帰省している。
ホームの生活はそれなりに、
ストレスも溜まるらしく、
ガス抜きには、美味しいものを食べに出かける。
まずは蕎麦、東家寿楽のそれが、
母の大好物、
そして侮るなかれ、トリトン寿司。
そしてコーヒー、
円山にある、つぐみという珈琲店、
美味しいという感覚は、いまだ衰えず、
生きる為に食べる営みは、大切にしたい。
それにしても、
生きている母より、死んだ父の事を、
多く回想するのは、何故なんだろう??
関連記事