私のとなり
オーケストラでの演奏では、弦楽器は二人でペアーを組んで演奏する。
プルトという単位?で呼んでいるが、相性はいろいろである。
私が三週間後に演奏会となるいずみチャンバーオーケストラでは、Violaは2プルト、
4人での演奏となる。
驚きは私の隣り、今まで出合った中で最高に素敵なビオリストである。
確実なのはもとより上手さに嫌味が無い、本当に上手な演奏者なのである。
歳は私より20以上は若いレディーなのだけれど、落ちないし奏きこぼしは無いし、
頭が下がる次第である。
驚いたのは、私が楽譜に指揮者の指示を書こうとした時、そっと手を添えて、
楽譜が、たわむのを押さえてくれるあたり、きっと躾の良いオケで育ったのだろう、
と思ったのは、あながち間違いなさそうだ。
私といえば、そんな彼女の奏きっぷりに少しでも近づこうと、慣れないイメトレ個人練習に励む日々である。
演奏会は、
3月21日 西国分寺いずみホール、
指揮 松岡 究 チェロ独奏 藤原真理 and いずみチャンバーオーケストラ。
13時半会場、14時開演
モーツァルト、パリ。
ハイドン、チェロコンチェルト in D
ベートーベン交響曲 8番
真理さんのソロも楽しみだが、作曲家をどう奏き分けるか、初心回帰かもしれない。
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