ジャッキートルッショーとボランジェRD
病気の回復と友人のお誕生日を兼ねて試してみた。
トルッショーは2002年のシャルムシャンベルタン、ボランジェは1997年のRD、デゴルジュマンは、2008年10月である。
このところ、ボランジェはグランダネを試すことが多かったが、やはり何といってもRDは別格である。
樽香、バニラ香など何ともいえない複雑な香り、確実にヤバイ世界なのである。
酸味もしっかりしていて、時間経過都と供に甘めになりがちなところ、いつまでもしっかりした余韻を残してくれる。
飲み頃ではあるが、もう5~6年後に再度試したいところだ。
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驚きはトルッショー、抜栓後すぐが、ご覧の通り。色が枯れかけている。
今まで頂いた感じでは、色はもう少し深いルビー色であったように思う。
だが深いルビー色にもかかわらず、こなれた感じをかもし出すのは、さすがトルッショーだ、と思っていたのは、ワインを寝かさず単に早や飲みであっただけなのであろう。
エッジはレンガ色から透明に透け、歳月の経過が感じられる。
香りは少し閉じているが、抜栓直後とは思えない感じで、ベリー系の香りがたまらない。
フィニッシュに複雑な余韻、、、何だ??野菜の香り??まだ落ちついて、いないからかな?
時間経過と供に、味、余韻などこなれ、いつも頂くピノノワールとはまた一段上の上品な世界へ誘ってくれる。
友人いわく、2004年のグランエシェゾー(DRC)に次ぐ、2010年のトピックだそうで、次は、トルッショーのシャンボールミュージニーをオネダリされる始末。
そうだよなあ、セラーの肥やしにしておいても、こっちは歳とってどんどん酒に弱くなっていく訳で、飲めるうちに楽しまないとと思う次第である。
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