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2007年04月03日

ゼロからの第九

ゼロからの第九今年11月の演奏会は、ベートベンのフィデリオと第九。

この前の練習の帰りに、佐藤さんにとって、
今回の演奏会はどういう意味合いなのか?
後輩に尋ねられた。

私は、リセットかな?と即答した。演奏会の意味合いなどとは、あまり考えもしなかった。
ただ奏くのみ。奏く、奏ける事自体、大変幸せな事であり、そこに仲間たちと創り上げていく醍醐味が加われば、言うことは無いはずだ。

そして演奏会後の一杯、演奏の良し悪しは別に格別なもの。
昼間の演奏会の場合、大抵午前中からステージでの練習、軽く昼食をとって
最後のリハ、そして本番。

本番とあわせると約5時間くらい奏く訳だから、汗かくスポーツと同じ状況なのだ。
ただし本番の汗は冷や汗の方が多いけれど。

そして第九、

指揮者の先生方や演奏家の方から伺った話から、自分なりの?(受け売りの???)
考えを抱くようになった。

一楽章、神、運命への問い
二楽章、迷い
三楽章、祈り
四楽章、一から三楽章の音楽ではなく、歓喜の歌と、お祭り騒ぎ、、、、

しかし今回は、この考えを全て捨て、一音一音、素直に向き合って見ることにした。

リセットである。

何回やっても満足できないくらい、ベートーベンは演奏不可能と思われる音符を下さっている。
今回どこまでやれるかの再挑戦である。

なおここのチャンネルでよく来て下さる冬野由記様ご推奨のフリッチャイ指揮、BPOを大いに参考にさせていただいている。
ヘフリガーのテナー、フィッシャーディスカウのバリトン、合唱までも素晴らしいドイツ語が聴ける。
大ラスで光るピッコロ、トランペット、BPOの底力が見える。

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Posted by あきひろ佐藤 at 00:15│Comments(2)音楽
この記事へのコメント
佐藤様

 11月ですね。聴きに行こうか知らん・・・
 フィデリオ序曲も好きですし。
 なかなか渋いですね。数あるベートーベンの序曲の中でも、いろいろとアプローチの可能性にまだまだ余地がある、別の言い方をすれば課題もある、やりがいのある曲ですよね。
 フリッチャイ盤、触れていただいてありがとうございます。
 やはり、これは聴きに行かなければ・・・・・

冬野
Posted by 冬野由記 at 2007年04月03日 02:43
冬野 様

コメントありがとう御座います。
11月なのですが、大阪で演奏会やります。
とてもお起こし下さいとは、申せません。

指揮者の先生も大胆に曲をいじる方で、
フリッチャイのような演奏にはならないでしょう。
曲の終わりなどは、
フルトベングラーに近いかもしれません。
Posted by at 2007年04月03日 12:41
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